【松田町の子育て支援②】小児医療費助成制度~0歳~中学生まで医療費が無料~
今回は、松田町の小児医療費助成制度について書きます。
小児医療費助成制度とは、簡単にいうと、0歳~中学校卒業まで子どもの医療費はタダになるということです。申請すれば医療費がタダになる「小児医療証」をもらえます。
この制度は、例えば、神奈川県内の近隣の市町村で比べると
山北町、中井町、開成町、秦野市、小田原市、真鶴町でも同じように通院と入院の際に、助成を受けられます(医療費がタダです)。
一方で、南足柄市は、中学生は通院のみ(所得制限あり)ですし、
伊勢原市や湯河原町、川崎市は、中学生は入院のみ助成対象です。
また、横浜市などは、扶養親族がいない場合、所得が540万円以下でないと、この助成が受けられません。
とても良いのは大井町で、18歳までこの助成が受けられます。
こう見ると、所得制限なしの松田町は比較的恵まれていますね。
松田町在住の方は、ほとんどが対象になると思います。
使い方は簡単で、医療機関の窓口で「小児医療証」と「健康保険証」を見せればOKです。
県外受診をした場合や、「小児医療証」を忘れて支払ってしまった場合は、1年以内に町役場に領収書などを提出すれば、指定の口座に医療費が振り込まれます。生まれた直後、「小児医療証」が手元に届く前に、赤ちゃんがお医者さんにかかっても、上記同様です。
ただ、助成される範囲にも注意が必要で、基本的に予防接種などは対象外です。
詳しくはこちらをご覧ください。
では、次にどのような書類を用意すれば、「小児医療証」がもらえるのか記します。
必要書類は、「小児医療費助成事業医療証交付申請書」に記入さえすればOKです。
こちらで用紙はダウンロードできます。
ただ、ここで記入が必要で、用意する必要があるのが、
①子どもの健康保険証番号
②父、母、子のマイナンバー
③印鑑
です。会社から子どもの健康保険証が届いてから申請に行くのが良いでしょう。
ちなみに、①子どもの健康保険証、②父、母、子のマイナンバーは窓口でも確認されます(私は持って行かずに取りに帰りました、、、)。必ず持って行きましょう。
さて、手元に届いた「小児医療証」がこちらです。
1年間有効です。ちなみに同封されていた書面がこちらです。
松田町の平成30年度の医療費助成は約3600万円とのこと。今後、この制度が続いていくためには、利用者である私たちのモラルある行動が問われそうです。しかし、松田町にとっても、子どもは町の宝なはずです。この制度が永続的に続くようになんとか町にも努力していただきたいです。