【寄で観光⑤】ホタルを見に行こう!~マス釣り場横の小川~
6月になりました。6月の寄の風物詩と言えば、ホタルです。
寄のホタルは、一時期、高度経済成長期に農薬の散布などで、激減してしまいました。
しかし、その後、「ホタルを育てる会」などの地道な活動のおかげで、徐々にその数が増えてきました。
寄でホタルが見られる場所は、
①マス釣り場横の小川
②虫沢地区のホタルの里
③中津川沿いのホタルの里(2ヶ所)
と大きく分けて、3ヶ所あります。
今回は、その中でも一番多くホタルを見ることができる①マス釣り場横の小川を紹介します。
車の方は、マス釣り場まで車で入り、アスファルトの道を一番奥へ行くと砂利で広めの駐車スペースがあります。
バスの方は、「田代向(たしろむかい)」というバス停で下車後、徒歩10分ほどで到着します。
ホタルが見えるのは、マス釣り場の駐車場のすぐ脇を流れる小川です。
1回目は、小雨の降る6月8日の8時ころに訪れました。
人はおらず、ホタルを見ることができないかな~と不安に思いましたが、
到着するとポツポツと光が見えるではありませんか!
数は多くないものの、雨の日でもホタルを見ることができました。
しかし、雨が強くなったため、この日はすぐに退散。
雨が降っていても、木に覆われた小川のため、ホタルが飛ぶのですね。
2回目は、昼間は久しぶりに気持ちよく晴れた6月13日に訪問。
日が暮れ始めた7時20分ころに行くと、すでに一台の車が。
ホタルを撮影に来たようで、初老の夫婦がいらっしゃいました。
この日のホタルは、本当にすごかったです。
雨の日以上に、ホタルが舞い、幻想的な雰囲気に包まれました。
来ていた人も、夫婦が2組のみでした。
かなり落ち着いてホタルを鑑賞できました。
辺りも暗くなり、8時頃には最大に。
月が出ていたのが残念でしたが、ホタルを楽しむことができました。
ちなみにこちらで見られるホタルはゲンジボタルです。
写真で見るより、実際に行って見られた方が、何倍もきれいです。
この綺麗さを伝えられるように写真の腕も磨こうと思いました、、、。
そもそも夜光りながら飛んでいるホタルはほとんどオスだそうです。
求愛活動のために、一定の間隔で光をだしていると言われています。
メスは草や木の陰にじっととまっており、かすかな光を出しているそうです。
ホタルが近くにいるのに、光らないときはそっと息を吹きかけると刺激させて光ると言われています。試してみてください。
なお、この場所で来週「ホタルの夕べ」が開催されます。
音楽を聴いた後に、ホタルを鑑賞してみてはいかがでしょうか。
寄の他のホタルスポットも随時紹介していきたいと思います。